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【貳阡貳拾年 第2部 五輪と復興(7)】武藤敏郎氏

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 ◆税金使わず運営

 東京五輪の組織運営は税金を一銭も使わず民間資金でいきます。もちろん国立競技場は国が、都の施設は都が、公共事業もそれぞれの担当部局が税金で整備するでしょう。だが開会式や閉会式などのセレモニー、競技にかかわる総合的な運営は組織委員会の仕事です。マーケティングが重要。五輪の組織運営はマーケティング力と同義なんです。

 《公益社団法人日本マーケティング協会によると、マーケティングは「グローバルな視野に立ち顧客との相互理解を得ながら公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動」と定義される》

 そこで、重要テーマとして掘り下げなくてはならないのは“防災”です。これから5年、6年の間にどんな災害が日本を見舞うかわからない。大災害まで至らなくても、日本各地では地震が起きる。たとえ建物が倒壊するような震度ではなくても、地震を知らないアスリートたちは選手村が揺れただけでショックでしょう。具体策はこれからですが、五輪では日本の文化やおもてなしの精神を外国の人々に見てもらうことが必要で、その流れで防災を考えるべきだと思います。

 サイバーテロに対するセキュリティー強化も一種の防災です。東京五輪のネット環境を破壊したいというやからに負けるわけにはいかないし、排除しなくてはいけない。

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