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【貳阡貳拾年 第2部 五輪と復興(5)】東北の魅力 コンペで発掘 日本商工会議所会頭・三村明夫氏

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 五輪が終わったら観光客が来なくなるのでは困りますからリピーターも増やさないといけません。恒久的に観光客を増やすには空港をはじめホテルなどの宿泊施設の整備も必要です。これらの拡充は意味のある公共投資ではないでしょうか。

 必要なのは五輪と復興をうまく結びつけることです。そのためにも、現在の復興事業を加速しなければならない。被災地では、当面の生活環境を整える“復旧”はうまくいっていますが、生活の手段を得てコミュニティーができるという“復興”は始まったばかりです。

 ■助成措置見直しも

 《国土交通省東北地方整備局によれば、昨年末時点の岩手、宮城、福島の被災3県の一般土木工事入札は資材高騰や建設労働力不足などで約3割が不成立になっている》

 復興を加速するには復旧に重点が置かれていた助成措置を復興段階でも使える措置に変えることです。中小企業などのグループが被災施設の復旧費用の補助を受ける現行のグループ補助金制度も、資材価格高騰分を補助対象にしたり、事業完了まで再申請なしで補助期間を延長できるようにしたりするなど、見直しが必要です。

 震災で多くの方が亡くなったため土地の所有者が不明になり事業用地の確保も遅れています。弁護士や司法書士など相続財産管理人が土地の処分をできるように特例措置を設けて、交通や物流インフラの整備を急ぐことも大事でしょう。

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