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G20首脳会合が今夜ロシアで開幕 シリア問題も議題に

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G20首脳会合が今夜ロシアで開幕 シリア問題も議題に

 【サンクトペテルブルク=平尾孝】20カ国・地域(G20)首脳会合が、ロシア・サンクトペテルブルクで5日午後(日本時間同日夜)開幕する。新興国の景気減速が表面化するなかで、経済成長と雇用の拡大の方策を各国首脳が協議する。さらに緊迫の度合いを深めるシリア情勢に対し、会合の前後で、各国首脳が協議するほか、会合自体でも議長国であるプーチン露大統領が議題に追加することを明言するなど、シリア問題が急遽クローズアップされることになった。

 日本からは安倍晋三首相が出席するが、初日の会議終了後に、オリンピック開催都市を決めるブエノスアイレスでのIOC(国際オリンピック委員会)総会に向け、出発するため、2日目からは麻生太郎副総理兼財務相が首相代行を務める。

 会合での経済面での最重要テーマは新興国経済。米国が景気回復を背景に、量的金融緩和政策の縮小を、9月にも始めるという観測が出ることで、新興国からの資金引き揚げの動きが活発になっている。このため、新興国の通貨大幅下落やインフレを引き起こす懸念が高まっている。

 新興国の首脳からは、米国を念頭に「金融政策の変更が及ぼす影響をどのように押さえ込むか」など、厳しい質問が出そうだ。

 経済・金融以外では、シリア問題への対応について議論されそう。

 会合は6日に首脳宣言と行動計画である「サンクトペテルブルク・アクションプラン」を採択して閉幕する。

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