【西日本豪雨】山陽線不通でコンテナ輸送2割減 JR貨物8月 - 産経ニュース

【西日本豪雨】山陽線不通でコンテナ輸送2割減 JR貨物8月

土砂崩れで線路が崩れたJR山陽本線。下の道路も崩れている=8月12日、広島県東広島市(本社ヘリから、鳥越瑞絵撮影)
 JR貨物(東京都渋谷区)が12日発表した8月の輸送実績はコンテナ輸送で126万3千トンと前年同月比72・8%にとどまった。西日本豪雨の被害で山陽線の一部区間で不通が続いていることが主な原因で、真貝康一社長は「運輸収入の三分の一が失われた」と述べた。
 総輸送量は石油やセメントなどの貨物(車扱)を加えても200・1万トンと前年同月比17・3%減となった。コンテナ輸送の全品目で減少となったが、取扱量の多い加工食品・飲料で約2割減の24万2千トン、紙・パルプで約3割減の17万5千トン、長距離輸送の割合が多い宅配便も3割減で16万1千トンと、生活物資輸送への影響が表れた結果となった。九州発着の割合が特に高い自動車部品は46・3%減となった。
 JR貨物によると、現在の不通区間は広島貨物ターミナル駅-東福山駅の105・6キロで、10月中には再開の見込み。トラックや船による代行輸送やJR山陰線などへの迂回輸送を続けている。