ソニー 2040年に消費電力を100%再エネ化

 

 ソニーは10日、事業活動で消費する電力を2040年までに全て再生可能エネルギーに置き換える目標を発表した。同社は欧州では既に100%の再エネ化を達成しているが、全社では数%にとどまっている。今後は主に国内生産拠点で太陽光パネルの設置や電力の拠点間融通などを進める。

 取り組みの一環として、再エネへの転換を提唱する国際プロジェクト「RE100」に加盟した。当面は電力利用の効率化や北米、中国での再エネ導入の拡大も図り、30年に導入率30%を目指すという。

 国内でも近年、国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs=エス・ディー・ジーズ)」を念頭に環境や社会問題解決などへの貢献を打ち出す企業が増えている。ソニーの神戸司郎常務は「日本の再エネ市場を広げる一助となることで、長期的に事業の付加価値向上へつなげたい」と同日の発表会で説明した。