中国の物価2・3%上昇 8月、6カ月ぶり高水準

 

 中国国家統計局は10日、8月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2・3%上昇したと発表した。伸び率は前月より0・2ポイント拡大し、2月(2・9%)以来、6カ月ぶりの高水準となった。

 政府の2018年通年目標である「3・0%前後」は引き続き下回った。ただ今後は米国との貿易摩擦がさらに激化し、輸入品への制裁関税の影響で物価が一段と上昇する懸念がある。 原油価格高騰の影響を受け、ガソリンなど交通用燃料が19・4%値上がりした。大雨などの天候不順によって生鮮野菜も4・3%上昇した。医療・保健も4・3%値上がりした。

 同時に発表された8月の工業品卸売物価指数(PPI)は4・1%上昇した。伸び率は前月より0・5ポイント縮小した。(共同)