東京ディズニー、来年10月の入園料値上げ検討 消費税率引き上げ見据え - 産経ニュース

東京ディズニー、来年10月の入園料値上げ検討 消費税率引き上げ見据え

 東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)を展開するオリエンタルランドの上西京一郎社長は17日までに産経新聞のインタビューに応じ、来年10月の入園料引き上げを検討していることを明らかにした。消費税率引き上げに加え、平成31年から32年にかけ、新型アトラクションや大型施設が稼働し、「来園者に新しい価値を提供できる」と説明。値上げが受け入れられると見込む。
 同社は26年4月の消費税増税時に、東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)の大人1日パスポート料金を6200円から200円引き上げた。27年4月と28年4月に各500円値上げし、現在の入園料は7400円となっている。
 その後は2年以上据え置いているが、32年春までに約1千億円を投じ、TDLとTDSに大型施設を稼働させることから来園者の満足度は高まると判断。来年10月の消費税率引き上げに合わせて価格改定を検討し、値上げ幅などの詳細を今後詰める。
 オリエンタルランドの上西社長との主な一問一答は次の通り。
 --平成34年までに計2500億円を投じる
 「TDS拡張は投資家の期待が大きく、来場者も前向きな評価をしてくれているが、期待を上回るものに仕上げる必要がある。TDS拡張で、入園者のキャパシティーは東京ディズニーランド(TDL)と同等になる。これまではなかなか手を付けられなかったTDLのアトラクションの刷新や施設のスクラップ・アンド・ビルドを進められる」
 --来年以降、新アトラクション稼働が相次ぐ
 「来年のTDSの『ソアリン』、平成32年春のTDLの『美女と野獣エリア』、そして34年のTDS拡張と続く。この連続的な投資と刷新のサイクルを作っていきたい」
 --TDS拡張の次の計画は
 「用地に余裕はあるが、TDS拡張規模の大型投資は難しいとみている。それよりも既存施設やエリアをリニューアルすることで、将来的に施設全体が大きく変わっていくイメージを持っている」
 --ハード面だけでなくソフト面の取り組みは
 「TDS拡張に向け、高いレベルのホスピタリティー(もてなしの心)を持った人材を確保、育成する必要があり、動き始めている。同時にさまざまなオペレーションも効率化する」