会見一問一答「特別損失、予想できず」と常務執行役員

神戸製鋼データ改竄
中間決算について説明する神戸製鋼の梅原尚人副社長=30日午後、東京都千代田区

 神戸製鋼所の30日の記者会見での主なやり取りは次の通り。

 --2年ぶりの中間配当が見送りになった

 梅原尚人副社長「残念だ。私どもが最優先に取り組むべきなのは、不適合品の安全性の検証や再発防止策の検討と実施。そのような中で、下期の業績を見通せず、中間配当は見送らざるを得ない。期末配当については、その時点でまた判断をしたい」

 --アルミの供給会社の数は国内で限られる。顧客離れについて、インパクトがあるわけではないのか

 梅原氏「時間とともにそれなりの影響がでてくるとみている。一方で、私どもは何とか信頼回復に向け地道に努力を重ねる。顧客離れはあるが、できるかぎり引き留め、減少幅を最小限にしたい」

 --先日、米司法省から受け取った書類は、文書提出に応じなければ罰則が付く召喚状だったのか

 梅原氏「そうだ。具体的に、いつまでに出すのかなど中身を精査しているところだ。当社弁護士と確認している」

 --最終赤字の可能性は 勝川四志彦常務執行役員「現時点で特別損失がどうなるかは予想できず、経常利益までしかよめない。部品交換などの補償費用は今後、顧客から請求をいただく可能性があるが、特別損失に計上されるだろう。(今後必要になる)キャッシュ(現預金)は株式売却や運転資金を効率化することで自助努力で捻出したい」