平成26年9月期から粉飾決算

てるみくらぶ破産
3月27日の会見で破産手続きの開始を報告する「てるみくらぶ」の山田千賀子社長(右)=東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

 経営破綻した旅行会社「てるみくらぶ」(東京都)が少なくとも平成26年から粉飾決算を繰り返していたことが29日、破産手続き開始申立書で分かった。実際には赤字だったのに、決算書上は黒字に見せかけていた。

 申立書によると、同社は26年9月期から営業損益が大幅な赤字に陥っていたが、売上原価や販管費といった費用を過少計上するなどして、決算書上は黒字を確保しているように装っていた。

 また、銀行向けや税務署向けなど、提出先によって内容の異なる決算書を複数作成していたことも分かった。