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【一筆多論】「聖」なるものへの畏敬 沢辺隆雄

「逃げるは恥だが役に立つ」の完成披露試写会で。左から星野源、新垣結衣=2016年10月4日、東京・東新橋
「逃げるは恥だが役に立つ」の完成披露試写会で。左から星野源、新垣結衣=2016年10月4日、東京・東新橋

 関心は高くても社説(主張)で取り上げにくいテーマもある。例えば俳優でシンガー・ソングライターの星野源さんと、女優の新垣結衣さんの電撃結婚。ここだけの話、論説委員室の先輩・同僚には意外に「ガッキー(新垣さん)」ファンが多いことが分かった。

 「互いに支え合い豊かな時間を積み重ねていけたらと思っております」という2人のコメントに心温まり家族の大切さを改めて実感させられた。

 1面コラム「産経抄」で早速取り上げられていたが、部内の打ち合わせで「(主張でも)誰か書いたらどうでしょう」と提案しようと思ったが、「お前が書け」と言われたら困るので黙っていた。遅まきながら、お祝い申し上げたい。

 取り上げにくいテーマには「UFO(未確認飛行物体)」もある。先日米国の元当局者が「UFOは実在する」と証言した、と報じられた。証言者は、米国防総省でUFOに関する情報を収集、分析するプロジェクトの責任者だったという。報告書が6月にも議会に提出予定といい、注視したい。このニュースを聞いた同僚が「私も昔、UFOを見たことがある」と自慢していたので、またびっくりした。

 UFOに関する科学的探究は別に論じるとして、未知なるもの、人知の及ばない超自然現象への関心は、多くの人が持つものなのかもしれない。

 教育の世界では、宇宙の神秘や自然、生命に対する畏敬の念、死者をいつくしみ、先祖を尊ぶことなど、「宗教的情操」教育についてどう扱うか、論議されて久しい。

 宗教的情操は、戦後、教育基本法が制定された当時、GHQ(連合国軍総司令部)の指示で、日本側原案から削除された。また現行の改正教育基本法をめぐっても「宗教的情操の涵養(かんよう)」を盛り込むよう求める意見があったが、条文化が見送られた経緯がある。

 道徳教育を推進する公益社団法人「日本弘道会」の機関誌「弘道」3~4月号で「道徳教育と宗教教育」を特集していて興味深く拝見した。

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