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【ソウルからヨボセヨ】革新政権の醜聞史

韓国の文在寅大統領(共同)
韓国の文在寅大統領(共同)

 韓国の国会で最近、文在寅(ムン・ジェイン)政権の与党が主導し「民主有功者礼遇法」なる法案が登場したが、世論の批判を受け、とりあえず撤回となった。保守政権時代に民主化を要求し反政府運動を行った者を「民主有功者」として、国家的に本人はもちろん家族にまで恩恵を与えようというもの。恩恵は生活や医療のほか教育、就職、融資など広範囲で、日本統治時代の反日活動を対象にした「独立有功者」への恩恵と似ている。

 文政権下では過去の反政府活動家がすでに国会議員をはじめ各界の要職に多数進出している。法案はお手盛りでさらに“甘い汁”を吸おうというわけだが、ソウル、釜山の両市長選を前にした文政権および与党への失望と批判の広がりの背景には、権力を握った“進歩勢力”を自称する左翼・革新系勢力のそうした横暴や偽善、特権意識への世論の怒りや不満がある。

 今回の市長選は与党の前市長がセクハラ疑惑で自殺あるいは辞任したため。文政権下では実は前ソウル市長とともに文大統領の後継者候補の一人だった忠清南道(チュンチョンナムド)前知事もセクハラ事件でただ今、服役中だ。ついでにいえば現在、与党の次期大統領候補で支持率トップの李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事も女優との不倫疑惑がある。女優を悪者にしていったんかわしたかたちだが、いつ再燃するやら。(黒田勝弘)

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