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【朝晴れエッセー】昔の呼び名で出ています・2月18日

 似たようなフレーズが昭和の頃の流行歌にあったような気がするが、私は今、あちこちで昔呼ばれていた愛称を使っている。

 昨今の情勢のなか、アウトドア派だった私もインドア生活を余儀なくされ、ラジオ番組にリクエストハガキを出したり、雑誌に投稿したり、苦手分野のインターネットもツイキャスとやらにコメントを出したり、文章を書いたり、打ち込んだりして、1日を過ごしている。

 本名を出すことはほとんどなく、ペンネームだのアカウントだの、愛称が必要なのだが、私は常に1つの愛称で通している。

 理由は、今は縁の切れた昔の知人の耳や目に留まり、思い出してもらいたい、との願いからだ。決して愛らしい呼び名ではないが、インパクトが強い呼び名なので、もし記憶にあれば、多分私のことだと分かってくれると思うのだ。確率はかなり低いとは思うが。

 特に、40年近くファンを続けているバンドのラジオ番組へのリクエストは、半分、昔のコンサート仲間へのメッセージも兼ねている。

 コンサートへ行くことは少なくなったが、私は今でも10代の頃と変わらぬ気持ちでファンを続けている。あの頃、会場の外で、開場の何時間も前から感情のままに熱く論議した仲間に、私の愛称を思い出してもらいたい。

 だが、残念なことに、ハガキを採用してもらわない限り、それは叶(かな)わないのだ。

村尾明子 51 大阪府八尾市

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