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【ポトマック通信】サクラ待つ厳戒首都 

 2万数千人規模の州兵部隊が展開する厳戒態勢下で行われたバイデン米大統領の就任式から3週間がたった。首都ワシントンの街角では、今も迷彩服姿の州兵の姿が目につく。

 地元当局の説明では、トランプ前大統領の弾劾裁判が終わるまでは、過激勢力の暴力行為に備えて数千人規模の州兵を引き続き待機させているのだという。

 昨年5月の黒人暴行死事件を受けた極左勢力主導による大規模暴動や11月の大統領選といった出来事のたびに、混乱による被害を警戒して建物の窓に打ち付けられたベニヤ板も、ようやく本格的に取り外されるようになってきた。

 世間が徐々に「正常化」に向かっているという実感がわきつつある中、州兵部隊の存在は、まだまだ左右両翼からの国内テロに対して油断は禁物という意識を呼び覚ます。

 一方で、州兵部隊が市内のホテルに宿泊し、近所の飲食店を利用することで、冷え切った市内のサービス産業への経済効果も期待されている。

 あと1カ月半もすればポトマック河畔の桜が咲き、本来であれば市中は観光客であふれ返る。新型コロナウイルスのワクチンは米国内で急速に普及しており、昨年は外出規制でかなわなかった桜見物が今年はどうなるか、今から気になっている。(黒瀬悦成)

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