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ニュース コラム

【異論暴論】正論2月号好評販売中 先人に倣う 貫くべき日本の基軸

 逆境でこそ時代の風向きに左右されない貫くべき芯の強さが求められる。日本人は、今こそ歴史に埋もれた偉大な先人が残した足跡に倣(なら)うべきではないだろうか。

 戦後、マルキシズムが大学や論壇を跋扈(ばっこ)し、今も影響力を持つことは日本学術会議の顛末(てんまつ)を見ても明らかだが、昭和初期の「左」やその後の軍部を中心とした「右」の全体主義の双方に抵抗した河合栄治郎が生きていれば、「日本のインテリは、三十年も早くマルキシズムの幻想から自由になっていたであろう」と上智大学名誉教授の渡部昇一氏は嘆息したという。国家基本問題研究所主任研究員の湯浅博氏が自由主義を貫徹した河合を紹介する。

 幕末・維新の騒乱期に、商人でありながら尊攘(そんじょう)志士を支援し、功利に走らず宮司として生涯を終えた白石正一郎が貫いた「至誠」こそ日本人の「軸」を表していると産経新聞編集委員の宮本雅史氏。海外でも気骨を持った日本人は反発があっても国益と人道精神に基づいて行動してきた。ユダヤ難民の満州受け入れを画策した安江仙弘陸軍大佐、ロシア革命で孤立した子供たちを救った日本の軍事諜報員らの功績を作家の将口泰浩氏、評論家の三浦小太郎氏が詳述する。(楠城泰介)

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