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ニュース コラム

【朝晴れエッセー】パーマ人生・11月21日

 「もうこの髪ではパーマは無理ですね」と、恐れていた言葉が美容師さんの口から出た。

 パーマとカラーを繰り返していた私の髪がとうとう悲鳴をあげたのだ。

 高校3年のときに初めてかけて以来50年、髪が細くて少ない私には、パーマをかけた髪が当たり前になっていた。

 まだカーリーヘアが聞き慣れないときに雑誌を見てそのスタイルにしてもらい、家族に「ラーメンみたい」と笑われたり、頭にすっぽりかぶる機械のお釜のような熱さを我慢したりした。

 大阪や京都の美容院にも通い値段の高さにびっくりしながら、はやりのソバージュにも挑戦した。

 カールした髪は顔の大きさもカバーしてくれ、仕上がったときのワクワク感は今も変わらない。

 私の青春には、いつもパーマがあったのだ。

 しかし、年を重ねて白髪という天敵が現れ、毛染めが必要となった私の髪は、いつのまにかボロボロになってしまった。

 これ以上のダメージを与えないためにも、私のパーマ人生も終わりを迎えるときがきたようだ。

 でも、フワフワとカールしたボリュームのある髪がやっぱり恋しい。

 河村好(よしみ) 67 滋賀県湖南市

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