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【スポーツ茶論】日本発信へ“飛距離”を伸ばす 蔭山実

日本のゴルフ場に外国人を呼べるか
日本のゴルフ場に外国人を呼べるか

 知り合いの英国人が高知県までゴルフに行くというので、ぜひ土産話を聞かせてほしいと頼んだ。8月下旬に岡山県から大分県と宮崎県を回って高知県に入り、県内6カ所のゴルフコースを1週間かけてプレーしていくというからタフな旅行だ。

 「Kochi黒潮カントリークラブでチャリティー大会に優勝し、クリスタルの優勝杯を掲げたときは誇らしかったね」。日英関係の取材を通じて知り合ったロブ・ラッセルさん。日本でコーチングの会社を経営している。日本のモノづくりに興味があり、岡山県の伝統あるパドック社でオートバイを借りて、ゴルフコースを訪れながら日本発見の旅をしている。

 優勝杯には坂本龍馬の家紋が彫られており、日本通のラッセルさんも改めて龍馬の偉大さを感じたようだ。「龍馬は多様な勢力を融合することに情熱を傾けた。優勝杯に刻まれた家紋は、年齢や経験、実力に関係なく、一緒になってゴルフを楽しもうという大会にふさわしい」と話す。

 外国人の目で発見した日本を外国人に伝える。スポーツをそのきっかけにしようというのが旅行の狙いだった。

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 「ゴルフの可能性に絞ってはどうか」。高知県のゴルフツアーも実はラッセルさんのアドバイスから始まった。地域を元気にする事業を行っている「やまとごころ」が県のインバウンド事業で窓口となり、「ジャーマン・インターナショナル」に相談したときのことだ。日本で活躍する外国人を日本のコンテンツとつなぎ、海外に広めるインフルエンサーとして生かす事業を展開している。ラッセルさんもその一人である。

 コロナ禍で海外からのインバウンド事業は進まないが、「やまとごころ」の丸谷慶子さんは「米国とオーストラリアの市場向けに高知県を紹介する事業で、3年目の今回はスポーツツーリズムの魅力をアピールすることになった。コロナ禍でも事業をストップせず、2、3年先を見越して続けることにした」という。

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