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【朝晴れエッセー】パワフルなシニアさん達・10月6日

 去年足の骨折でしばらく入院した。

 その病棟には、腰椎圧迫骨折、膝骨折、半月板損傷、肩の腱板断裂の術後など、整形外科の患者さんが多くいる。

 前期・後期高齢者の方がほとんどで、52歳の私なんてまだまだヒヨッコ。

 「姉ちゃんは若いからすぐに治る」は、いろんな人から何度も言われた。

 「あんたは若いから病院のご飯足らんやろ。私のご飯も食べなさい」とご自分の食事を差し出されたり(私、もう食べ盛りって年齢でもないんです)。

 整形外科なので、毎日理学療法士さんの指導でリハビリをします。日曜日などリハビリが休みの日には課題を課せられる方々もいらして、70代の膝疾患の男性にその内容を見せてもらうと、「片足に重りを付けて足上げ10回×3セット」「腹筋10回×3セット」等々。普通の70代の健常者でさえキツいと思う内容をきちんとこなす。

 同室の90歳の女性は、廊下で車椅子自走の自主練習。バックで方向転換もできるようになった。90代のおばあちゃんなんて私の感覚では、車いすは他人に押してもらうもの。実際私の祖母も、母でさえ自分では動かそうとしなかった。

 70代の肩疾患の男性は、毎朝病院の周りをウオーキング。その距離も1日5キロとか半端ない。早朝5時から廊下で歩行練習している人もいる。

 みなさん、前向きで明るくよくしゃべる。気持ちがお若くパワフルです。戦後の日本の復興と経済発展を支えてきた人たち。私も今の不安な時代を乗り切って、明るくパワフルな老人を目指そう。

西野祐見子(53) 大阪府泉南市

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