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【イタリア便り】新型コロナの今後

新型コロナウイルスによる軽度の肺炎の治療を終えて退院するベルルスコーニ元首相=14日、ミラノ(ロイター)
新型コロナウイルスによる軽度の肺炎の治療を終えて退院するベルルスコーニ元首相=14日、ミラノ(ロイター)

 中国の武漢を起源とする新型コロナウイルスは世界的な感染拡大を続け、収束のめどが立たない。中国は自らの責任に「知らぬ存ぜぬ」で軍拡と経済発展に力を入れている。

 被感染国は初動の違いが大きく影響し、事態を軽くみた米国とブラジルは14日時点の累計の感染者がそれぞれ約650万人と約430万人に上り、身の毛もよだつ数だ。世界の死者も92万人となっている。

 イタリアは初動にまごつき、3月17日にトランプ米大統領に「米国はあんなことにはならぬ」と言われたほどだった。ウイルスが蔓延(まんえん)したイタリア北部の市町村の封鎖、全国の商店の営業自粛、不必要な外出の禁止、学校の臨時休校などを決めて歯止めをかけたが、夏休みに入り感染者が再び増加し、ベルルスコーニ元首相も入院した。

 一方、日本は4月の緊急事態宣言により、5月末には感染者数が激減した。ただ、その後は芳しくない。新しい生活様式の下で社会経済活動を再開したところ、感染者が急増。政府は観光支援事業「Go To トラベル」を中止せず、7~8月の感染者数は4~5月を上回った。

 新型コロナは今まで人類が経験したことがない疫病である。官民が協力して立ち向かわなければ本当に人類の破滅をもたらすかもしれない。(坂本鉄男)

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