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【論壇時評】9月号 敵は全体主義を目指す中国共産党 論説委員・岡部伸

 さらに「アメリカや他の自由民主主義国家は、中国との経済的な取引から徐々に手を引いていくべきだろう」「民主主義という共通の価値観を持つ国々との取引を行うことを考えるべきだ」と「脱中国」を訴える。

 中国はコロナ危機を奇貨として世界経済を本格支配しようとしている。だが、自由主義諸国が連携して中国との関係を減らせば、経済が悪化する。政権がインセンティブを与えられなくなれば、「『習近平思想』のために命を懸けてもいいと思う中国人は、多くはないはずだ」とフクヤマは、中国がハイテク覇権に挫折すれば、市民が習体制を見放す変革も起こると読む。

 だからこそ、「一般的な権威主義国家になるまで、あるいは自由主義国家への道を歩み始めるまで、我々はこの国(中国)とは距離をとるべきだ」と中国の孤立化を唱える。

 ポンペオは、「対中国で新たな民主主義同盟を形成すべき時が来ている」と西側有志連合を呼び掛けた。自由と民主主義を守るため日本は、米英主導の包囲網に入るべきだろう。(敬称略)=次回は9月24日掲載予定

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