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【社説検証】新型ウイルスとWHO 産経は事務局長更迭を要求

新型コロナウイルスの感染状況について、記者会見するWHOのテドロス事務局長=2月28日、ジュネーブ(ロイター)
新型コロナウイルスの感染状況について、記者会見するWHOのテドロス事務局長=2月28日、ジュネーブ(ロイター)

 ■朝毎「米の批判は責任転嫁」

 世界的な大流行となった新型コロナウイルス対策で、先頭に立つべき世界保健機関(WHO)の対応が問題になっている。際立つのは、テドロス事務局長の中国寄りの姿勢だ。トランプ米大統領が米国の拠出金停止を表明したのは、WHOと中国への強烈な警告だが、自身の責任転嫁とみなす論調も目立った。

 産経は、トランプ氏の手法は乱暴だが、「WHOが中国の偽情報を広めた」とするその批判は正しいとし、「感染が拡大し始めた今年1月の時点で、WHOは『人と人の感染はない』『(国境をまたぐ)渡航禁止は必要ない』と主張」していたことを挙げた。その上で、WHOに対し、テドロス事務局長の更迭を含め、改革を急ぐよう強く求めた。

 WHOの「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」宣言(1月30日)は、遅きに失した。中国が当初、武漢の患者の情報を伏せ、それが感染拡大を招いたのに、テドロス氏が中国の対応を称賛したことも、おおいに疑問視された。産経は2月1日付主張(社説)で、テドロス氏は司令塔として不適格だと断じ、以後、一貫して、更迭の必要性を訴えている。

 「中国寄りの姿勢が顕著に表れたのは台湾の排除問題」だという。新型ウイルスの感染が世界的に広がる中、台湾という「空白地帯」のあるWHOの欠陥が浮き彫りになった。ところが、テドロス氏は台湾を関与させるどころか、今月8日、台湾から「人種差別を含む中傷を受けた」と発言(台湾は蔡英文総統が事実無根と抗議)。中国外務省報道官は「台湾がWHO参加を求める目的は独立にあり、断固反対」と述べた。産経は「テドロス氏と中国が一体であることを如実に示した事例」と断じている。

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