PR

ニュース コラム

【思ふことあり】不確かな情報の拡散にも“予防”を スポーツジャーナリスト・増田明美 

増田明美さん
増田明美さん

 一斉休校になり学校に行けず、当初は公園での遊びも禁止されていた。そんな小学3年生のおいっ子を笑わせようと、「コロコロコロナは大丈夫?」と電話をしたら、「こんなときにふざけるなんて失礼だよ」と怒られてしまった。いつもなら「コロコロじゃなくてパパはゴロゴロしているよ」なんて返してくれるのに。小学生もストレスと戦っているんだなと感じた。

 今は「密集することを避けて、手洗いなどの予防を徹底」した上で、公園などで遊ぶのは問題ないとされる。公園に子供たちの明るい声が戻ってきたようだ。体を動かし、よく食べて、夜はぐっすり眠ってほしい。

□   □

 元気になるためのスポーツも、大勢の人が集まる大会となると、中止・延期もやむを得ない。ただ、その影響が心配される。特に今夏の東京オリンピック・パラリンピックだ。

 この時期、各国の代表選手を決めるための大会が多数予定されていた。4年間努力を重ね、選考大会を目標にしていた選手はやりきれない気持ちだと思う。代表選考の方法を変更せざるを得なくなる場合もあるが、落としどころに苦慮する競技団体が多い。私が会長を務める日本パラ陸上競技連盟は車いすマラソンの代表を4月26日にロンドンで開催予定のワールドカップ(W杯)で決定する予定だったが、延期に。

 3月上旬に千葉県富津市で合宿中の土田和歌子さんを訪ねたが、W杯で6位以内に入って代表選手になるため、連日厳しい練習を積んでいた。休校中の中学生の息子さんもママのタイムを取るお手伝いをしていたのだ。和歌子さんは「不安だけど気持ちを切らさずに、パラリンピックが開催されることを前提にトレーニングを続けるだけです」と話す。あとは国際パラ陸上競技連盟からの情報を待つしかない。

□   □

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ