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【異論暴論】正論4月号好評販売中 北朝鮮拉致 決意と誓い

 ■専制国家の暴挙を許すな

 ソ連の強制連行によるシベリアでの抑留体験を語る人が高齢化とともに少なくなる中、ノンフィクション作家の早坂隆氏が、あまり知られていない「シベリア以外」の地に強制連行された元抑留者の声を掘り起こした。いまや貴重な声は「最後の叫び」となりつつある。英霊のために私たちは語り継いでいかねばならない。

 専制国家による悲劇は、今もなお続いている。北朝鮮に拉致された日本人は平成14年に5人が帰ってきたのみで、令和になっても多くの被害者は北に取り残されたままだ。

 事態が膠着(こうちゃく)する中で2月3日、拉致被害者・有本恵子さんの母、嘉代子さんが94歳で亡くなった。横田めぐみさんの弟で拉致被害者家族会の横田拓也事務局長が親世代の遺志を引き継ぎ、全拉致被害者の帰国実現へ向け戦う決意を表明した。また、嘉代子さんを支援してきた兵庫県議会議員の長瀬猛氏は20年以上に及んだ戦いの日々を振り返り、かつて記者会見がぶち壊しになった際のNHK記者らの怪しげな動きをも告発している。

 被害者とその家族に残された時間は少ない。ただ、そうなった原因は、早い段階で家族の訴えに応えなかった日本政府と国民にもあるのではないか。(溝上健良)

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