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【北京春秋】人生初のパーマ

夜明けを迎えた北京市内=2019年11月(三塚聖平撮影)
夜明けを迎えた北京市内=2019年11月(三塚聖平撮影)

 北京着任から3カ月超となり髪が伸びた。当地では初めての経験だったが、誰からの紹介も受けずにオフィス近くにある美容室にふらっと立ち寄った。

 私の担当となったのは山西省大同市出身の男性美容師(30)。「昔は欧米の髪形を参考にする美容師が多かったが、最近は日本や韓国の髪形を研究している。同じアジア人だから中国人にも合う」と話していた。そして私の頭髪を注意深く観察すると断言した。

 「この髪質ならパーマだ。絶対に似合う」

 この年になるまでパーマをかけたことがなく即座に断った。だが美容師はスマートフォンを使って髪形のイメージも見せ、「絶対に似合う」と引き下がらない。パーマはカットよりも料金が高いので勧めているのかとも思い、「高いから嫌だよ」と言うと「それならパーマ代はいらない」という予想外の反応が返ってきた。「絶対に気に入って通い続けてくれることになるから損にはならない」と笑顔で言われた。

 熱意に押される形でパーマを受けた。自分では見慣れず違和感もあったが、家族に見せると「とても似合っている」と高評価だった。ちなみにパーマ代は本当に割り引いてくれたが、この話を中国人にしたら「あなたは値切るのがうまいね」と褒められた。(三塚聖平)

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