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【古典個展】大阪大名誉教授・加地伸行 中国は「砂上の楼閣」

 中国大陸は長江を境にして、北は小麦、南は米が主食。

 中国は、小麦の生産国であると同時に輸入国でもある。

 人口の増加により、世界中で穀物の奪い合いが始まっており、14億人の国民を食わせねばならない中国は、いきおいその先頭に立たざるを得ない。

 中国の小麦の輸入相手国には、オーストラリア、カナダなどと並んで米国がある。

 もし、米国が中国への小麦輸出をストップすると困る。そうならないように、中国は大豆・豚肉への関税を増やさずトランプ氏のご機嫌を取ったのである、と観察すべきだろう。

 中国は、古来、多くの人民を食べさせるだけの十分な主食生産ができずに今日に至り、今や北方は荒れ果てている。

 いくら軍事力を高めても基礎ができていない砂上の楼閣である。

 王符の『潜夫論』浮侈(ふし)篇に曰(いわ)く、一夫(いっぷ)耕さざれば、天下に必ずその饑(うえ)を受くる者あり…今、世を挙げて農・桑を舎(す)てて…と。(かじ のぶゆき)

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