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【主張】両陛下ご訪英へ 令和の友好親善広げたい

 天皇、皇后両陛下が4~6月の間に、英国を公式訪問される方向で調整が進んでいる。英国のエリザベス女王から国賓として招待された。

 皇室と英王室の交流は約150年の長きにわたっている。日英はどちらも立憲君主制の島国で友好関係にあり、英国は両陛下が留学されたゆかりの地でもある。即位後、初めて訪問される国としてふさわしい。

 両陛下はエリザベス女王が主に週末を過ごすロンドン郊外・ウィンザー城に滞在される。女王はじめ王族方と旧交を温め、令和の時代の新たな親善友好関係を深めていただきたい。

 昨年10月の即位礼正殿の儀にはチャールズ英皇太子をはじめ各国要人が来日して出席し、世界との友好親善が深まった。両陛下や皇族方の外国とのご交際を通じて日本に対する理解と好意が深まる。「皇室外交」は日本と世界にとって大きな意義がある。

 天皇陛下は、皇太子になられる前の昭和58~60年に、ご成婚前の皇后陛下は63~平成2年に、それぞれ英オックスフォード大学に留学された。天皇陛下は同大でテムズ川の水運史を研究された。留学時代の思い出を綴(つづ)った「テムズとともに」というご著書がある。

 一昨年夏には長女の愛子さまが英名門私立のイートン校のサマースクールに参加された。

 皇室と英王室との交流は、ビクトリア女王の次男、アルフレッド王子の明治2(1869)年の来日から始まる。皇太子当時の昭和天皇は大正10(1921)年、欧州歴訪の最初に英国を訪ねて歓迎を受け、ジョージ5世から立憲君主制のありようを学ばれた。

 先の大戦終結から間もない昭和28年には、19歳の皇太子だった上皇陛下が初の外国訪問として、エリザベス女王の戴冠(たいかん)式に参列された。46年には昭和天皇が半世紀ぶりに英国を再訪され、50年には女王が訪日した。上皇陛下は平成24年の訪英で、女王即位60周年を祝う行事に出席された。

 英国など各国国民の多くが、126代にわたり連綿と続く日本の天皇に敬意を抱いてくれている。ご訪問では両陛下の温かいお人柄が伝わるだろう。皇后陛下はご療養中でもあり、ゆったりとした日程を組むようにしてほしい。

 両陛下には今回の英国訪問を皮切りに、各国との友好親善を深めていただくようお願いしたい。

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