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【千夜一夜】カイロで頑張る「日本勢」

 エジプトの首都カイロにあるオペラハウスで昨秋、バレエ「クレオパトラ」が上演され、茨城県出身の田山修子さん(29)が主役を演じた。日本人が主役に抜擢(ばってき)されたのは久しぶりのことらしい。

 「24年間、バレエをやってきたけど主役は初めて。1カ月間、クレオパトラに関する本をたくさん読んで、どう演じるかを考えました」と話す田山さんは、ジョージア(グルジア)やロシアの舞台に立って経験を積んだ。カイロのバレエ団に移って2年になる。

 バレエ団では日本人の女性ダンサーが増えており、10人ほどが在籍している。公演に行って顔見知りの人が踊っているのが分かると、思わず心の中で声援を送り、主役そっちのけでくぎ付けになってしまう。

 カイロの交響楽団にも在籍12年になるベテランのチューバ奏者、岡島征輝さん(38)ら日本人がいる。岡島さんはエジプト人らと組んでいる別のバンドで、現地のテレビ番組やコマーシャルにも出演した。カイロの芸術界では日本人が目覚ましい活躍をみせているのだ。

 この夏には日本で東京五輪が開かれる。出場する日本人選手にはもちろん健闘を期待しているが、この機会にぜひ、海外で頑張っている日本勢にも目を向けてほしい。(佐藤貴生)

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