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ニュース コラム

【朝晴れエッセー】セーフティサポートカー・1月8日

 「ピーピーピ」「ピピピッ」「ピー」 今日もいろんな種類の合図で危険を知らせてくれる。

 安全機能を装備した車を勧められ、乗り換えて半年がたった。乗り始めた頃は「今のピーは何?」「さっきのピーと何が違うの?」とドキッとして焦り、訳も分からず一人車に問いかけていたが、答えの画面が一瞬で消え、余計に気が散るのであまり気にしないようにしていた。

 運転はうまくないが、今までの経験と慣れで自動安全装備に頼らなくても大丈夫だと思っていたが、実際は毎回「ピーピー」鳴って訴えてくる。でも、そのおかげで自分の運転の癖が分かってきた。そしてどうしたら音が減るのか、自分なりに工夫して運転するようになった。

 「今のは左に寄らないといけないの」「信号が赤だから進まなくていいの」。車との会話も次第に落ち着き、状況を説明できるようになってきた。

 音に慣れてくると、「またか~」と聞き流すことが多くなってきたある日、「ピピピッ」と、けたたましく鳴って障害物を教えてくれることがあった。やっぱりすごい。

 バックするときはとても助かっているし、ハンドブレーキを解除するのを忘れて走ったときも教えてくれた。暗くなったら明るくしてくれ、とても便利。時間がなく、イライラして運転していると、いつも以上に「ピーピー」を連発して落ち着くよう教えてくれた。

 今では「ピーピー」しかいわない機械音が、その時々の状況を理解している人間の言葉に思えるようになってきた。「ありがとう」「わかってる」「気をつけます」と、会話の内容も変わってきた。

北林 喜久子 60 和歌山市

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