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【スポーツ茶論】五輪マラソン阻む雪の壁 津田俊樹

 戦いの舞台となるコースを早急に整えなければならない。毎年8月に行われている北海道マラソンのコースを踏まえて設定するというが一部でも変更すれば測り直しが求められる。42・195キロの五輪コースにミスは許されない。

 (1)国際陸連(IAAF)認定の資格を持つ3人の計測員が自転車に乗って測る。前輪の車軸に付けたカウンターが示したデータの平均値をとる

 (2)直線は路肩から30センチ、カーブなら内側のくびれから30センチ中央寄りを走る

 (3)誤差の許容範囲は0・1%、マラソンなら42メートルより長くなってはならない

 このほかにも高低差など細かいルールが定められ、正式コースと認められるには高いハードルがあり、難題が立ちはだかる。「年内の計測は無理でしょうね」と地元関係者は北の大地ならではの悩みを口にする。

□ □ 

 雪である。札幌管区気象台のデータによると、昨年の初雪は11月20日。根雪といわれる長期積雪は12月6日に始まり、根雪が消えたのは今年の3月19日。降雪は4月8日にも記録されている。

 雪道に自転車を走らせても正確なデータは導き出せない。ということは、五輪コースの予測図が描かれても、実際に計測できるのは20年4月中旬以降になりかねない。残り時間はわずか3カ月余り、一日も早い雪どけを待つことになる。

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