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【日曜に書く】論説顧問・斎藤勉 陛下「水」への祈りと即位礼

 11月9日には民間レベルの「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」が皇居前広場に3万人を集めて催される予定だ。式典全体のテーマも奉祝曲も、ともに「水」である。奉祝演奏は被災地派遣などで大奮闘が続く陸海空自衛隊の合同音楽隊などによって行われる。

 ラグビーW杯で悲願の8強入りを決めた日本チームの快進撃は被災地の大きな励みだ。20日夜の準々決勝戦が即位礼を一段と盛り上げる“前夜祭”となるような大熱戦を期待したい。

 陛下はご著書の最後を自身でお「好き」だという俳人、前田普羅(1884~1954年)の俳句で締めくくっておられる。

 立山の かぶさる町や 水を 打つ

 「立山が覆い被さるようにそびえる富山の町で、人々が夏の暑さをやわらげるために通りに水を打ち、涼をとっている情景が目に浮かびます。…水は時に少な過ぎたりあるいは多過ぎたりして、人々に大きなダメージを与えます。この句にあるように、人々がどこでも水とともに平和にゆったりと過ごせる世界を実現できるよう、私も今後とも取り組んでいきたいと思います」。陛下が世界に向けた令和の「水」への祈りでもあろう。(さいとう つとむ)

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