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【ソウルからヨボセヨ】韓国語の愉快な新造語

 韓国大統領府で開かれた●(=恵の心を日に)国氏(右)の法相任命式で記念撮影する文在寅大統領(左)=9日、ソウル(聯合=共同)
 韓国大統領府で開かれた●(=恵の心を日に)国氏(右)の法相任命式で記念撮影する文在寅大統領(左)=9日、ソウル(聯合=共同)

 文在寅政権下ですっかり定着してしまった皮肉な新造語に「ネロナムブル」がある。元は浮気に関するもので「自分(ネ)がやればロマンスだが、他人(ナム)がやると不倫(ブルユン)」という言葉の略。自分のことはタナに上げて他人を非難する身勝手な態度や、他人の非をあげつらっていた者が、自分が同じことをしても知らん顔で居直るときなどにそういう。

 最近、偽善ぶりが世論の非難を浴びているチョ・グク法相などがその典型で、民主主義とか正義とか公正などを看板に保守勢力を批判してきた革新系の文政権が、このところ看板に偽りありの事態が相次ぎ、世論から「ネロナムブル政権」と皮肉られている。

 これは新造語の傑作といっていいが、もっと生活密着型の新造語である「ミセモンジ」も素晴らしい。「ミセ」は漢字の「微細」で「モンジ」はちりやほこりのこと。中国発の例の大気汚染物質を韓国ではそういっている。日本でいう「PM2・5」などよりはるかに分かりやすいし、語感もよくて気が利いている。

 傑作新造語では完全定着したセクハラを意味する「ソンヒロン(性戯弄)」もあるが、こうみてくると韓国語も結構がんばっているのだ。だから古くからの日本系外来語の排斥など、ケチなことはいわなくてもいいのでは。(黒田勝弘)

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