PR

ニュース コラム

【直球&曲球】葛城奈海 「何はともあれ自衛隊」の前に…

 かつて阪神・淡路大震災の折には、兵庫県知事による自衛隊への派遣要請が遅れたために、助かる命も助からなかったと非難を浴びた。それを教訓に制度が柔軟になるとともに、四半世紀の時を経て自衛隊に対する国民感情も大きく変化した。今では逆に、「何はともあれ自衛隊」が度を越して、政治家の点数かせぎに使われてはいまいか。

 いうまでもなく自衛隊の主任務は国防である。ただでさえ人員不足に悩む自衛隊が、大事な訓練時間を割いて災害派遣に当たっている。そうした現実も直視した上で、各自治体は、多発する自然災害に備え、平素から真摯(しんし)に自助能力を高めてもらいたい。

【プロフィル】葛城奈海

 かつらぎ・なみ やおよろずの森代表、防人と歩む会会長、ジャーナリスト、俳優。昭和45年、東京都出身。東京大農学部卒。自然環境問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会広報部会長。著書(共著)に『大東亜戦争 失われた真実』(ハート出版)。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ