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【ソウルからヨボセヨ】日本製品は必需品

 台風13号が朝鮮半島を縦断した翌日、韓国北西部の江華島(カンファド)や喬桐島(キョドンド)に行ってきた。テレビで前日に喬桐島からの台風襲撃の中継を見たのだが、実際に見た現場はあちこちで木が折れ、根こそぎ倒れるなど、災害の爪痕が生々しかった。

 早朝から復旧に当たっていたのか、重機が行き来していた。車体には「KATO」の表示。日本の加藤製作所の車両だ。8月にソウル中心部で行われた市民集会ではKOMATSU(コマツ)の大型クレーンを見た。DOOSAN(斗山)という韓国の重機もあるが、日本の重機は韓国の至る所で重宝されている。

 8月に南西部の全羅南道(チョルラナムド)に行った際、宝城(ポソン)郡や高興(コフン)郡の農村でクボタやヤンマーの農機具の販売店や看板をよく目にした。農機具には「東洋」など韓国ブランドもある。だが、韓国最大の穀倉地域では日本の農機具の認知度や人気は高い。地元の人は「故障しないから」と言っていた。

 日本政府の対韓輸出管理の厳格化以降、韓国では日本製品の不買運動が続き政府は製品の脱日本化と国産化を叫んでいる。ただ、農業や土木、建設など社会の基盤を支える現場で、日本の農機具や重機は使う人から必要とされている。韓国の政府や市民団体が何と言おうが、重機、農機具だけでも日本製品は必需品であるようだ。(名村隆寛)

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