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【新聞に喝!】世界への視野広く-メキシコで思う インド太平洋問題研究所理事長・簑原俊洋

観光客向けに貸し出されるカラフルな舟(AP)
観光客向けに貸し出されるカラフルな舟(AP)

 人口は日本とほぼ同程度-ただし平均年齢は20歳も若い-国土面積は日本の5倍以上。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から米国が離脱した後に日本が先導してまとめ上げたTPP11をはじめ、20カ国・地域(G20)首脳会議のメンバー国でもある。首都と東京を直行便が結ぶ。果たしてどこの国か。

 それは、筆者が先月末までしばらく滞在したメキシコ合衆国である。アステカ、マヤ文明の古代遺跡やビーチリゾートなど多くの観光資源を擁し、天然資源も豊富-石油産出量こそ昨今低下してきているものの-で、陽気な国民はいたって親日的である。

 歴史を振り返れば、江戸時代の日本は長崎の出島からフィリピンのマニラ港を経てメキシコ太平洋岸のアカプルコ港と繋(つな)がっており、日本を含む東洋からの品々はこのルートで新世界にもたらされた。両国が近代国家への道を歩み始めた際には、西洋国で日本を初めて対等な国家として見なして平等条約を締結し、131年前に国交を樹立した。

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