PR

ニュース コラム

【朝晴れエッセー】富士登山は道連れ・9月8日

 関東甲信越が梅雨明けした直後の、7月31日、快晴の富士登山に挑戦した。私は人生の節目である還暦、古希に登頂し、このたびは干支の年、令和元年の富士登山を計画。近くの筑波山で登山訓練をして、初の単独登山を試みた。

 富士宮五合目登山口に向かうシャトルバスで、隣の座席に乗り合わせた沖縄から来た男性は、前回高山病になり、途中で登頂を断念し、今回はリベンジ登山とのこと。七合目付近で出会った83歳の単独登山の男性は、2年前に八合目を下山中にケガをし、今回は全快してお世話になった救助隊への報告とお礼の登山とか。

 八合目では、富士登山初チャレンジの小学校6年・3年生の兄妹とお母さんの3人連れと、さらに近々帰国するというアメリカ人英語教師にそれぞれ出会った。

 これまでの私の富士登山に対するイメージは、「高山病への恐れと、砂礫(されき)や岩の急な登山道をただ黙々と登る」ということであったが、今回はそれらがまったく払拭(ふっしょく)されてしまった。「旅は道連れ」とよく言われるが、立ち止まって休憩したとき、持参した行動食などを交換し合いながら話が弾み、そのおかげで、私は大した汗もかかずに8時間かけて山頂に立つことができた。

 富士登山は、入念な事前訓練としっかりとした装備で、当日は万全な体調のもと、ゆっくり登り、そして何よりも天候に恵まれれば、老若男女を問わず登頂できる素晴らしいスポーツである。

須賀 澄夫 72 千葉県野田市

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ