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【ポトマック通信】初めての在外投票

 7月に行われた参院選で初めて在外投票を体験した。日本国内にはない手続きの連続だったが、異国で投票制度を支えてくれている関係者の苦労に頭が下がる思いだった。

 まず在外選挙人登録を大使館で行い、出国前に居住していた自治体の選挙管理委員会から「在外選挙人証」の交付を受ける。ワシントンの日本大使館を通じて米国の住所へ郵送してもらったのだが、入念にメールで受領確認まで促された。

 大使館に開設された投票所に入ると、まず関係書類に記入をすませて投票用紙をもらう。日本から運んだという記入台が懐かしい。比例代表と選挙区の2種類の投票用紙をそれぞれ内封筒に入れた後、日本の選管に送るための外封筒に。さらに2つを日本への郵送用封筒にまとめる。ひとつひとつの作業をスタッフが丁寧に確認、日本人らしいきちょうめんさが表れていて心打たれた。

 今参院選の投票率は5割を切った。外務省ホームページによると、在外投票の投票率(速報値)は21・07%(比例代表)、20・86%(選挙区)だったという。

 投票所では他の投票者の姿を見かけなかった。国内とは事情が大きく異なるとはいえ、事前の準備や大変な努力を思うと、「貴重な一票」がもっと投じられてほしいと願わずにはいられない。(住井亨介)

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