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【社説検証】参院選、与党が勝利 「政策課題で成果を」と産読

参院選開票を受けてメディアの取材に応じる安倍晋三首相=7月21日午後、東京・永田町の自民党本部(佐藤徳昭撮影)
参院選開票を受けてメディアの取材に応じる安倍晋三首相=7月21日午後、東京・永田町の自民党本部(佐藤徳昭撮影)

■朝日「1強のおごり明らか」

 第25回参院選は自民、公明両党の与党が改選の半数を上回る議席を獲得し、国会での安定基盤を確保した。憲政史上最長の首相在任期間を視野に入れる安倍晋三首相は、有権者から引き続き政権運営を託された。

 こうした選挙結果について、産経は「一息ついている暇はない。単なる『政権管理者』に堕してはならない」と強調し、「憲法改正や外交・安全保障、経済、社会保障などで、日本と国民のため『大きな政治』を前進させてもらいたい」と安倍首相に対して具体的な成果をあげるように求めた。

 読売は「安定した政治基盤の下で内外の難題に正面から取り組み、結果を出してほしい。そうした民意が示されたと言えよう」と参院選を総括した。そのうえで「難しい政策課題について緻密(ちみつ)に戦略を練り、優先順位を付けて実現していくことが求められる」と政策遂行を訴えた。

 安倍首相に厳しい注文を付けたのが朝日だ。

 「首相が訴えた『政治の安定』は、ひとまず有権者に支持された形だが、『1強』による長期政権のおごりと緩みは誰の目にも明らかになっている」と難じた。憲法改正論議についても「有権者が一票に託す思いはさまざまであり、今回の選挙結果をもって改憲にゴーサインが出たと受け止めるのは乱暴に過ぎる」と慎重な対応を求めた。

 毎日も「選挙戦で改憲の中身が議論されたわけではない。首相がこだわる自衛隊明記案に関する情報量は圧倒的に不足しており、公明党は慎重だ。国民民主党も反対している」と指摘したうえで「選挙結果を盾に国会の憲法審査会を強引に運営することは許されない」と自民党にくぎを刺した。

 一方、政府の課題として各紙がそろって挙げたのが社会保障改革である。産経は「負担増や給付減など痛みを伴う改革から目を背けていては将来不安を解消できない。少子高齢化や人口減は国難であり、政権基盤が安定している今こそ抜本改革を断行すべきだ」と訴えた。

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