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【ソウルからヨボセヨ】日本製品不買への苦笑

韓国メーカーの半導体製品
韓国メーカーの半導体製品

 日韓関係悪化で日本製品不買運動が話題になっている。韓国でよくある“反日・愛国シンドローム(症候群)”の一種だが、在韓日本人たちは、「ユニクロやアサヒビールを標的にするよりも、日本製の素材や部品をたくさん使っているサムスンなど、国産スマホの不買運動をやるべきじゃないの?」と苦笑している。

 面白かったのは株式市場での「モナミ」の値上がりだ。韓国人なら誰でも知っている文房具メーカーで、日本製文房具の売れ行きが落ちて国産品の需要が増えるのではないか、との思惑からとか。周りに聞くと、日本製文房具は品質やデザインがよく、衛生的で安全、安心だから子供やママたちの間で人気という。

 ただ不買運動も近年、実際の行動よりネットでの反日パフォーマンスで発散する傾向がある。人知れず静かに決意してやるのではなく、周りを見ながら「やってるぞ!」と宣伝したがる。

 最近、地方の教育当局が「修学旅行」は日本語だから使用はやめようと日本語追放策を発表した。これもよくある反日シンドロームだが、さすがに識者から「そんなことをいえば教育、学校、教室、国語、理科、社会から憲法、民主主義、市民、新聞、放送…すべて日本製じゃないか」といって笑われていた。不買運動にもどこか似たような切なさがある。(黒田勝弘)

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