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【環球異見】G20と世界 「自由主義は時代遅れ」 プーチン発言に揺れた欧州

 英国の国民投票によるEU離脱決定や、イタリアの右派与党「同盟」を率いるサルビーニ内相ら、EU懐疑派のポピュリズム勢力の台頭-。

 同紙の28日付コラムもこうした事例を挙げ、西欧に限らず、欧州の全域で自由主義の衰退は顕著だと強調した。

 トゥスクEU大統領の出身国ポーランドについては、右翼ポピュリズム政党が「報道の自由を攻撃し、抗議の権利の弱体化を試み、行き過ぎた移民批判を繰り返している」と分析した。ハンガリーについては「すでに事実上プーチニズム(プーチン主義)の国だ」と指摘。同国のオルバン首相はオリガルヒに囲まれて非自由民主主義を誇示していると断じた。

 今回のG20サミットは米中貿易戦争に翻弄された。G20と合わせて行われた米中首脳会談で貿易交渉の決裂が回避されたことについて、英メディアは一定の成果だとしている。

 ただ、1日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は、保護主義の歴史的過ちを繰り返さないと誓約したロンドンでのG20サミット(2009年)に言及。昨年に続き、今回の首脳宣言でも「保護主義と闘う」の表現が明記されなかったことに疑問を呈した。(ロンドン 板東和正)

 □ロシア 独立新聞

 ■「成功」評価、孤立脱却に期待

 ロシアのメディアはG20大阪サミットについて、プーチン露大統領とトランプ米大統領の会談が約1年ぶりに実現し、各国の協調姿勢が打ち出されたとして、「ロシアにとっても世界にとっても有意義かつ成功裏に終わった」と高く評価した。

 1日付の露有力紙、独立新聞は「大阪での5つの重要な帰結」と題した記事を掲載。今回のG20の主要な成果として、米露首脳会談の実現▽米国による新たな対中制裁発動の延期▽G20の延長線上での米朝首脳会談の開催-などを挙げた。

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