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炎上と世論 意見の言いっ放しは無益だ 石井聡 耳目の門

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 「FLAMING」「IN HOT WATER」などと呼ばれる炎上。すでに日本語でも本来の意味は伝わる。SNSなどを舞台にした炎上は日常的なものになった。

 もっとも、炎上した出来事を国民はどうとらえているだろうか。そこで生じた論争が有意なもので、現実の役に立つかどうかは即断できない。だから、新聞を含むオールド・メディアは炎上ネタをとりあえず取り上げてはみるものの、責任を持ってこれに評価を与えることには、正直なところ及び腰な面がある。

 5月28日朝、川崎市の登戸駅付近の路上で衝撃的な事件が起きた。スクールバスを待つ小学生の児童や保護者らが、近づいてきた男性に相次いで刺された「川崎殺傷事件」である。わずか十数秒の惨劇で2人が亡くなり、18人が負傷した。犯人は現場で自殺した。

 犯人に対し、他人を巻き添えにすることなく「死ぬなら一人で死ね」という批判の声が上がり、賛同する意見が相次いだ。

 これに対し、「社会はあなたを大事にしているし、死んでほしいと思っている人間など一人もいない」といった反論が提起され、テレビやSNS上で「論争」が起きた。

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