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【石平のChina Watch】米中協議「決裂」の真相

中国の習近平国家主席。米中貿易協議の行方に頭が痛い?=14日、北京(ロイター)
中国の習近平国家主席。米中貿易協議の行方に頭が痛い?=14日、北京(ロイター)

 先月下旬の段階で「いよいよ妥結が近いか」と観測された米中貿易協議は、今月に入って事態が急転した。10日には米国政府が2千億ドル分の中国製品に対する制裁関税の引き上げを断行したのに対し、13日には中国側も相応の報復措置を講じた。米中貿易戦争は、全面対決の様相を呈してきている。

 こうなった直接の原因は、中国側が、妥結寸前の米中貿易交渉の合意文書案に大幅な修正を加え、3日にそれを米国側に送りつけたからだ。トランプ米大統領は「中国側が合意内容をほごにした」と受け取り、対中国関税引き上げの決断を自ら下した。

 そこから一連の激しい応酬と対立が始まったわけだが、一番肝要な問題は、中国側がどうして、米国との合意内容をほごにしたのかだ。

 それを解くカギは、中国政府が最近になって言い出した「中国の3つの核心的関心」という言葉にある。

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