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【ソウルからヨボセヨ】実に爽快な朝でした 韓国のトイレ事情

 筆者は山での渓流釣りが趣味なのでひんぱんに韓国の田舎に出かける。単独行の場合は早朝、鉄道や長距離バスを利用する。朝早いためターミナルでよくトイレを済ます。で先日、東京だと上野駅にあたるソウルの清涼里(チョンニャンニ)駅でトイレに入ったところ、BGMとしてひそやかに音楽が流れていた。それがなんと、ドボルザークの交響曲『新世界より』だった。

 しばし座ったまま名曲に耳を傾けた後、感動かつ爽快な気分で始発に乗り込んだが、近年、韓国のトイレは実に面白くて楽しい(?)。政府・自治体をはじめ官民挙げての改善キャンペーンが功を奏したもので、今や中国など海外からの視察団もやってくる。

 韓国型改善トイレは清潔プラス装飾的というのが特徴で、音楽はどこでも流れていて、高速道路のサービスエリアには地元画家の作品を展示した「ギャラリートイレ」もあり、生け花が飾ってあったりする。

 昨年の冬季五輪に合わせて開通した高速鉄道KTX江陵(カンヌン)線の平昌(ピョンチャン)駅は釣行でよく利用するが、トイレはホテル並みで、かつ立ち便器の壁には装飾をほどこしたカサ掛けまでついている。

 ただ、あんなに美しく清潔になったのに、大を済ました後の手洗いがいまだ励行されないことが、在韓日本人たちの大いなる不思議、不満として残っている。(黒田勝弘)

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