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ニュース コラム

朝晴れエッセー4月月間賞は大阪の佐藤さん「母の足音」に

 丸橋 残念ながら採用には至りませんでしたが、有名な芸人さんからも投稿がありましたよ。あと、新元号の発表直後で「令和ネタ」が多かったのですが、自分にしかない元号との関わりを書いた作品が少なくて…。

 玉岡 よく書かれるテーマには、突き抜けたオリジナリティーが必要になりますからね。時節のテーマにこそ、これまでにない作品を書いてほしいです。

 丸橋 では、朝晴れエッセー初の月間賞を決めましょう。

 眉村 今回は、高いレベルで横一線ですから悩みますね。

 丸橋 お二人が選んでいる「母の足音」はどうでしょう。感性を研ぎ澄ませて日常生活の中から素材を拾う、エッセーの良い例だと思います。

 玉岡 そうですね。ラストでやりがちな、「今日も元気でいてくれて、ありがとう」といったたぐいの呼びかけがないのもいいです。

 眉村 同感です。

朝晴れエッセー4月月間賞を受賞した佐藤和心さん
朝晴れエッセー4月月間賞を受賞した佐藤和心さん
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佐藤和心さんの話 去年の夏に、「夕焼けエッセー」で「父の文庫本」という作品を載せてもらったので、「あぁ、母のことも書きたいな」と思って書きました。

 家を建て替えるとき、父の好みで母のいる2階を畳からフローリングに変えたら、足音がものすごく響くようになってしまって…1階で過ごしていた父にとっては、誤算だったと思います。母も「気をつけるわ」と言ってはくれますが、習慣はそうそう変えられませんから、私が気持ちを切り替えて、「今日も元気でいてくれている」と考えることにしました。

 エッセーを読んで、母は「私に対する苦情ね?」と言っていました。月間賞に選んでいただいて、ありがとうございます。

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