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【ソウルからヨボセヨ】新天皇への韓国マスコミの誤解と曲解

皇居を後にされる天皇陛下=1日(ロイター)
皇居を後にされる天皇陛下=1日(ロイター)

 日本での新しい天皇誕生は韓国でも大きく伝えられているが、一方で韓国的というか日本の現実に合わない妙な報道も目に付く。たとえば陛下の即位の際のお言葉をめぐって、保守系の東亜日報と左派系のハンギョレ新聞がともに「憲法守護の言及無し」と非難がましく大々的に伝えている。

 上皇さまが即位された際には「憲法を守り」とあったが、今回は「憲法にのっとり」となっているため「既存の平和憲法に対する守護意志が弱まったもの」と“憂慮”しているのだが、KBSテレビにいたっては「軍国主義を目指す安倍晋三首相の改憲圧力をどう牽制するかが新・日王の課題」などと陛下に注文を付けている。

 「立憲君主制」では君主は憲法に従い憲法を守るのは当然で、それは憲法が改正されても同じだ。それに天皇が憲法改正の是非に関与することは憲法上できないし、してはならないのにそれを無視して天皇に妙な期待をしているのだ。

 韓国マスコミはこれまで“安倍たたき”の一環として上皇さまとの対立説を事実かのようにしきりに流してきた。その延長線上の「天皇の政治利用」論で自分たちの好みに合わせた誤解、曲解だ。それよりも「天皇」を「日王」とわざわざ書き換えるという、国際的非礼について韓国の国民にちゃんと説明してあげてください。(黒田勝弘)

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