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【思ふことあり】多くの人が観戦できるように スポーツジャーナリスト・増田明美

オリンピック観戦チケットの抽選申し込み開始日が書かれたパネルを掲げる競泳元日本代表の北島康介さん(右)ら=18日、東京都港区(桐原正道撮影)
オリンピック観戦チケットの抽選申し込み開始日が書かれたパネルを掲げる競泳元日本代表の北島康介さん(右)ら=18日、東京都港区(桐原正道撮影)

 東京五輪の競技時間の詳細が発表され、観戦チケットも10連休明けの5月9日から抽選申し込みが開始されることになった。締め切りは5月28日。チケットはインターネットでしか買えないため、困っている人が多い。

 総務省の平成30年版情報通信白書によると、70歳代の約5割、80歳代では約8割の人がインターネットを利用していない。このチケット販売方法はあまりにも高齢者に不親切ではないだろうか。私の周りには「2020年までがんばって生きたい」と楽しみにしていた人が多いのに、いまになって「チケットを買うのが大変なんで、もういい」という人もいて悲しくなる。

 だから、東京五輪をこの目でみたいと願う高齢者にチケットを取ってあげたい。私は自分の名前で申し込んで、その後、ネット上で来場者変更の手続きをする予定だ。心待ちにしている実家の両親にもプレゼントしたい。今回の抽選販売の後、秋以降には先着順販売もある。売れ残り分のみかもしれないが、来年には対面販売も行われる予定である。

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 チケットが発売されるということは、競技日程、時間の詳細が決定したということ。そこでいつも話題になるのが巨額の放送権料を払う米国のテレビ局の意向に合わせて競技時間が設定されることだ。中でも競泳はすべての競技が午前スタートで決勝を行う。

 たとえば、瀬戸大也さんらの活躍が期待される男子400メートル個人メドレーは初日の夜に予選があり、翌日の午前から決勝だ。陸上では男女走り幅跳びや男子400メートル障害など9種目で午前中に決勝がある。アスリートファーストでないといわれるが、1年以上前に日時が決まっているから選手はそこに向けて調整できる。競技上の不公平はない。

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