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ニュース コラム

【朝晴れエッセー】コンビニエンス・ストア・4月20日

 昨今何かと物議を醸しているコンビニ。次男は1年前、大学入学と同時に、そのとある新店舗で早朝バイトを始めた。開店前日、本社から大勢の上層部の方が来られ、独特の儀式に参加させて頂いた。全国展開の一店舗なんだと実感した。

 初めの1カ月は戸惑いの連続。「タバコ」「新聞」「パン」とだけ告げてくれる人。「なんで××置いてへんねん!」と怒って帰る人。タバコ購入の学生さんに、勇気を出して年齢確認をお願いしたらウザがられ、ビール購入の小学生に、理由を説明して帰ってもらうと親に怒鳴り込まれた。開封した商品のクレームや、コンビニ=何でも屋と考える方への対応は、少々根性が要るらしい。

 食中毒を防ぐための鮮度チェックは相当厳しい。食品ロスが心苦しく、バイト帰りに購入したり、彼のシフト外に家族が行き、期限が迫っている商品を購入したりするも、ゼロにするには程遠い。

 ヒト、モノ、コト、カネ。社会の特徴がギュッと詰まった店内。性能の良い防犯カメラや、優れた機能のスマホに見守られている。日々の生活をスマホとコンビニで成立させておられる常連さんもいる。

 商品以外の利便性を次々と提供し始めた今、消費者のコンビニ意識も変えなくてはいけない。が、現金で実物を手にしてでしか物が買えない私は、スマホとコンビニを上手に利用している次男にまったく追いつけないでいる。

中﨑雅美 51 大阪市住吉区

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