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【社説検証】新元号「令和」 「未来につなぐ伝統文化」と産経 朝日「向き合い方は人それぞれ」

 選定手続きについて、批判的な論を大きく展開したのは毎日である。昭和天皇の崩御に伴う平成への改元時と比べ、時間的余裕はあったが、十分な議論がなされた様子はうかがえなかったとする。「政府は懇談会のメンバーを知名度の高い作家や学者らに委嘱し、国民に開かれた選定だと印象づけようとしたとみられるが、結論ありきの印象を残した」と苦言を呈した。

 改元の政令には今上天皇が署名、押印された。産経は、政府が内定した新元号を事前発表し、正式な手続きは新天皇の下でとるべきだったとした。将来は、新天皇が詔書で公布されるよう提案した。

 朝日は、新元号決定から改元まで1カ月では短すぎ、「官民のコンピューターシステムの改修は綱渡りの対応を迫られる」と問題視した。安倍晋三政権が新元号は新天皇の下で決めるべきだという保守派に配慮したためであり、「国民生活を最優先したものとは言い難い」と難じた。

 東京は、出典が判明している元号はすべて中国古典であり、国書由来について「長い日本の元号の伝統からはまさに異例といえる。ナショナリズムの反映とも受け止められる」との見方を示した。

 あと2週間で御代が替わり、国民は新たな時代を歩み始める。「令和」が将来、よき時代として振り返られることを願いたい。(内畠嗣雅)

                   

 ■新元号「令和」をめぐる主な社説

 【産経】

 ・花咲かす日本を目指そう/万葉集からの採用を歓迎する

 【朝日】

 ・一人一人が時代を創る

 【毎日】

 ・ページをめくるのは国民

 【読売】

 ・新時代を実感できるように/システム改修に万全の準備を

 【日経】

 ・新しい元号「令和」がひらく未来は

 【東京】

 ・希望のもてる時代に

 (いずれも2日付)

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