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【ポトマック通信】世界つなぐ「茶の湯」の心

10日、米ワシントンのチェコ大使公邸で開かれた茶会(黒瀬悦成撮影)
10日、米ワシントンのチェコ大使公邸で開かれた茶会(黒瀬悦成撮影)
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 ポトマック河畔で桜が満開となったワシントン市内のチェコ大使公邸で10日、京都から茶道裏千家の講師を招いた茶会が開かれた。

 主催したのは「茶の湯外交」推進を掲げる日本のNPO法人「桜茶meet」。ヒネック・クモニチェク大使や館員、各国のゲストら約30人は、「抹茶の粉の製法は」「なぜ三口に分けて飲むのか」と質問を矢継ぎ早に繰り出した。優美な所作でたてられた一杯の茶に打たれたかのように、「茶の湯とは何か」に理解を深めようとしていた。

 「米国で日本の存在感が低下している」。米マーケティング会社に勤める河合顕子さんが同法人を設立したのは、そんな危機感からだ。

 「海外の若いプロフェッショナルは今、日本に関心を向けていない。こういう人たちに日本を知ってもらうためにお茶を手がかりにしようと考えたのです」

 2017年暮れにワシントンで茶会を開いて手応えを感じ、翌年にNPO法人を設立。各国の公邸での茶会は、昨年のフランス大使公邸に続き2回目だ。来年春には当地恒例の「全米桜祭り」に合わせて世界のお茶関係者を集めた「野点(のだて)大茶会」も企画中という。

 「お茶とは平和と調和の象徴。日本が主導して世界を結んでいければと思います」(黒瀬悦成)

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