PR

ニュース コラム

【ソウルからヨボセヨ】官製民族主義とは…「国立日帝強制動員歴史館」を見学して

国立日帝強制動員歴史館の徴用工像(右)のそばで記者会見しシュプレヒコールを上げる市民団体メンバーら=2018年7月4日、韓国・釜山(共同)
国立日帝強制動員歴史館の徴用工像(右)のそばで記者会見しシュプレヒコールを上げる市民団体メンバーら=2018年7月4日、韓国・釜山(共同)

 今週、半年ぶりに南部の釜山に行ってきた。もう桜が満開に近く、春の雰囲気だった。行きつけの店で釜山名物の「テジクッパ(豚汁)」と「しじみ汁定食」を頂くことと、後はまだ見ていなかった「国立日帝強制動員歴史館」の見学が目的だった。

 しかし歴史館の展示写真を見ると当時の「韓国人徴用労働者」たちは、みんな立派で健康そうな姿なのだ。それに人工的セットやドラマ風映像などによる「過酷で悲惨な奴隷状況」を無理やりくっつけて「歴史」にしている。丘の上の7階建てのモダン建築というしゃれた建物にはそぐわない、中身の薄い展示内容だった。

 釜山は文在寅大統領の故郷だから話題はそちらに向かう。そこで聞いた初耳で面白かったのは、文氏の夫人は釜山で日本の裏千家の茶道教室に熱心に通っていたというのだ。

 娘さんが日本の大学(国士舘大)に留学していたことも併せ、文氏の家庭は意外に親日的(?)なのかもしれない。

 それに先頃、大統領秘書室長を辞めた最側近の任鍾●(=析の下に日、イム・ジョンソク)氏が、笑顔で日本旅行している写真もマスコミに出ていた。一般の国民と同じく家族や側近は日本を楽しんでいるのに、文氏本人は保守派たたきの親日糾弾や反日・愛国の歴史回顧に熱を上げている。これを「官製民族主義」と皮肉る声をよく聞く。(黒田勝弘)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ