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【ポトマック通信】企業誘致、いいことばかりじゃない 我が家のGAFA問題

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ロサンゼルスのダウンタウンに表示されたアマゾンのロゴ=2018年10月(AP)
ロサンゼルスのダウンタウンに表示されたアマゾンのロゴ=2018年10月(AP)

 グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・コムの頭文字から「GAFA(ガーファ)」と呼ばれるIT業の大手4社は、人々に浸透したサービスを展開し、影響力も大きい。だが、利用者の個人情報が大量流出した問題などにより、このところ評判は芳しくない。

 そのGAFAの一角であるアマゾン・コムが、業容拡大にともない、第2本社のひとつを首都ワシントンに近い南部バージニア州の北部に置くことを決めた。巨額を投じる新本社の経済効果は大きい。約2万5千人が新本社に在籍する見通しで、不動産業者も住宅市場の活況を当て込む。

 ただ、アマゾンの現本社がある米西部の主要都市シアトルでは、住宅価格や賃貸住宅の家賃が高騰したことで、住民から「住環境が一変した」と不満の声も出ているという。バージニア州の第2本社が置かれる地域の住民にも、「IT界の巨人」到来で同様の事態を心配し、集会を開いて対応策を練る動きもある。

 第2本社用地と同じ行政区の賃貸住宅に住む筆者にとっても人ごとではない。「インフレ社会」の米国では賃貸契約の更新時の賃料引き上げが日常茶飯事だ。日本のデフレに慣れきった身としては、契約更新期が近づく中、大家から値上げが突きつけられないか恐々としている。(塩原永久)

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