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【ポトマック通信】年末の断捨離

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貧困家庭の子供に玩具を贈る「トイズ・フォー・トッツ」のキャンペーンで、おもちゃの仕分けを手伝うメラニア・トランプ米大統領夫人=11日、ワシントン(ロイター)
貧困家庭の子供に玩具を贈る「トイズ・フォー・トッツ」のキャンペーンで、おもちゃの仕分けを手伝うメラニア・トランプ米大統領夫人=11日、ワシントン(ロイター)

 米国流の食生活を4年半も続けたため、渡米時にちょうどよかった米国のSサイズの服が窮屈になった。まだ使える衣類をゴミにするのは忍びないので、年末の日本帰任を前に断捨離も兼ねて寄付してきた。

 やり方は簡単だ。コンビニやスタンドにある慈善団体の収集箱にほうり込むだけ。古くなったソファやテーブルも貧困者を支援する団体が引き取りに来る。

 クリスマス前の今の季節は毎年、海兵隊の退役軍人系の「トイズ・フォー・トッツ」(子供たちに玩具を)という団体が店やオフィスに箱を置き、貧困家庭の子供たちに贈る新品の玩具を集める。箱が満杯になっているのをみると、温かい気持ちになる。

 自助の精神が息づく一方、お上がかかわらずともこんな共助の仕組みが回っているのは変わってほしくない米国の美点だ。自腹で大統領選を戦い、自国防衛の努力を払わない同盟国や米国が築いた知的財産を奪う中国を批判するトランプ大統領が根強い支持を受けているのも、自助を尊重する国柄ゆえだろう。

 「子供のために車を寄付しましょう!」。ラジオからかわいらしい歌声が流れる。世話になった米国に恩返しをするのも悪くないと考えたが、単身赴任生活を終えて帰国した後の「自助」のため車は売却することにした。(加納宏幸)

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